2015.04.06更新

傷ませない為の縮毛矯正の施術内容 ☆ sherry 原宿美容室 中間隆宏

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今回は、低ダメージ縮毛矯正の施術内容について

一般の縮毛矯正と特に違うところは、1液の設定です。

低アルカリ高還元なのはもちろんですが、

この設定でほとんどOKという黄金比をつくることで安定でブレのない技術になります
ここで、
一番大切な
『1液の設定』です。
大事なのは
軟化オーバーさせることなく、還元を十分にすることです。
一般の矯正剤に多い、チオの薬剤だと、
アルカリが強く、軟化オーバーしやすい。
軟化チェックがこまめに必要なのと、
髪の内部還元のみなので、

スペック
『システアミン7%、アルカリ0』
のスペックの薬剤を混ぜることで、

低アルカリ、高還元の薬剤になり、

チオとシステアミンのダブル還元になります。

チオのハードの薬剤とこの薬剤を

1:1を基本の割合で配合、
15分~20分は放置でほとんど対応できます。

髪がアルカリに強い髪質の方は、チオハードの割合を、

3:2
2:1
など多くしていき、
逆に、ブリーチ毛などアルカリに弱い髪質の方には、システアミンの方の薬剤を、

2:3
1:2
などと多くして対応します。
『中間水洗』

ここでは、
1剤をしっかり流すのが目的。

しつこいくらい流すことで、アルカリ剤、還元剤をなるべく流します。
1剤が流れにくい場合は、軽くシャンプーします。
『ドライ』

中間処理としては、CMCがメイン
特にダメージがある場合は、
カチオンコンプレックスとアニオンコンプレックスのポリイオンコンプレックスして、
熱から保護します。
6割くらいまでハンドブローで乾かし、
そのあとは、ロールブラシでクセを伸ばしつつ乾かします

このときのブローが、パーマ時の『クリープ期』にあたります。
アイロンでの熱処理に入る前に、クセがほとんど伸びてなければクセは伸びにくいです

『アイロン』

180度で丸みをつけてスルー
2液は、
過水5分か、
臭素酸15分
ポイントは1
液の設定と
クリープ期でのブロー

軟化をなるべくしないので、

アイロンも180度でも関係なく、低ダメージでできます。
毛先に丸みをつけたい場合は1液時、2液時にロッドを巻きます。

その理論を利用した、
女性に需要の多い、『丸みをつけた流れる前髪縮毛矯正』
は、次回に分けてアップします。

中間隆宏

投稿者: 中間隆宏 sherry

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