傷ませない為のデジタルパーマの施術内容2中間 隆宏sherry 原宿美容室
もっと強めにかけたい場合のデジタルパーマ2
スペック
システアミン7%
アルカリ0
PH7
の薬剤を使います。
前回はラクトンチオールメインでかけました。
ラクトンチオールは、タンパク質の流失がなく手触りがいいですが、
ロングの方でリッジあるカールには不向き
あと、PHが低すぎるというデメリットをなくす為
今回はシステアミンをメインに使います。
再塗布はしないという前提でクリームタイプ使用。
混合する薬剤は、チオタイプを使います!
よく使うチオ薬剤
チオ7%
アルカリ度 3,0
PH 9,3
というチオMAX濃度入ってるのに、
アルカリ度かなり低いこの珍しい薬剤使います!
ただでさえ、アルカリ低いのに、
システアミンの薬剤で、さらにアルカリを下げてくれます。
しかもチオも多いという便利な薬剤。
この2つがあれば、縮毛矯正もデジタルパーマも
『軟化オーバー』
になることはない
薬剤の基本設定は、縮毛矯正の時の設定を前提にします。
縮毛矯正の時は、
システアミン:チオ
1:1
デジタルパーマなので、もっと下げて
4:1
これくらいが基本設定
もっとダメージのある髪には
5:1
6:1
ダメージに応じてアルカリをコントロールにします。
毛束の中間部分と毛先部分でダメージレベルに差があるようなら、
毛先部分にはもっとシステアミンの方を多めにして塗布。
塗布後、すぐに細めのロッドを1ブロック1本、平巻き。
レイヤーが入っていたら、2本
タンパク質移動が起きるようにするのと、還元チェックが目的です。
15分~20分くらい放置
もし、塗布初めの中間部分が弱いと感じたら、チオ割合を強めた薬剤を再塗布します。
中間水洗後、
中間処理として、
CMC
架橋剤
ヘマチン
混合の液を塗布して、クリープ促進するようにします。
ロッドを巻き、加温。
加温は、クリープ期10分、熱変性期5分、おけるくらいの温度設定。
低温 (60度前後) 7分~12分、
中温 (70度前後)~5分
2液は臭素酸。
最初の塗布は、少し臭素酸濃度を薄めます。
5分、5分、5分の
三度つけ15分のしっかり酸化
この設定なら、今までのデジタルパーマに比べて、
柔らかい質感のダメージのかなり少ないパーマがかけられます。
中間隆宏